AIを活用したワンランク上の内視鏡検査

大腸内視鏡AIとは

大腸カメラ検査大腸内視鏡AIとは、大腸がんや大腸ポリープの発見をサポートするツールです。内視鏡AIは、組織の異変を疑われる場所をリアルタイムに認識することが可能であり、内視鏡専門医の診断をサポートし、早期の大腸がんの発見に繋げることができます。
また、病変を発見するだけではなく腫瘍性・非腫瘍性の鑑別を支援することも可能となり、高精度の診断が可能となります。

内視鏡AIの活用

大腸内視鏡AIを用いることで、大腸がん・大腸ポリープなどの疑わしい領域の発見をサポートすることができます。大腸がんにおいては、早期に発見することで治すことができる病気と言われています。がんの早期発見や早期治療を実現するために、 内視鏡AIを完備しているクリニックにて検査を受けることより安心です。内視鏡AIに関してご不明なことがございましたら、当院までお気軽にお問い合わせください。

内視鏡AIの特徴

  • 大腸ポリープ・大腸がんの可能性がある場所の検出をサポート
  • 大腸ポリープのおいて腫瘍性または非腫瘍性をリアルタイムに推定可能

大腸カメラ検査 内視鏡AIシステム

富士フィルム 内視鏡検査支援プログラム EW10-EC02
承認番号 30200BZX00288000

内視鏡画像診断支援システム〜大腸内視鏡AIについて〜

検出支援モード

大腸ポリープの可能性がある領域を検出し、リアルタイムにモニターに表示することが可能です。白色光観察・LCI観察において、検出ボックスと報知音を用いて、大腸ポリープの可能性がある領域を表示し、内視鏡専門医の検出をサポートすることが可能となります。

鑑別支援モード

内視鏡のボタンを押すとモード切り替えが可能です。鑑別支援モードでは、大腸ポリープにおいて、腫瘍性または非腫瘍性である可能性を推定することが可能です。また、その推定結果をリアルタイムにモニターへ表示することが可能となります。
視覚的・感覚的なツール(ビジュアルアシストサークル・ポジションマップ・ステータスバー)を用いて、大腸ポリープの可能性がある場所の分析をアシストすることが可能となります。

大腸カメラ検査をお勧めしたい方

  1. 40歳以上で、大腸カメラ検査を受けたことがない方
  2. 排便時に血が出る
  3. 便に血や粘液が混じる
  4. 赤っぽい便が出る
  5. 下痢や便秘になりやすくなったなど便通が以前と変わった
  6. 便が細くなった
  7. 下痢や便秘を繰り返す
  8. 腹痛を起こしやすくなった
  9. 血液検査で貧血を指摘された
  10. 便潜血検査陽性を指摘された
  11. 以前、大腸ポリープを指摘されたことがある など

大腸カメラ検査の予約

大腸がん

大腸がんは、盲腸・虫垂・結腸・直腸・肛門に発生するがんを指しますが、虫垂がんと肛門がんはそれ以外の大腸がんとは病理学的に異なり、必要となる治療も違いますので、一般的な大腸がんとは別のものとして捉えられています。
大腸がんを部位別に見た場合、肛門に近い直腸とS状結腸がそれぞれ約35%の発生頻度となっており、上行結腸と横行結腸はそれぞれ約10%、盲腸や下行結腸はそれぞれ約5%となっています。多くの大腸がんは、放置された大腸ポリープから発生するとされています。大腸ポリープはサイズが大きくなるとがん化する確率が高くなり、将来がん化する可能性の高い大腸ポリープは前がん病変と呼ばれ、その時点で切除することで将来の大腸がん予防につながります。

大腸がんとは

当院の大腸内視鏡検査

① 最新内視鏡AIシステムの導入

当院では、富士フィルムの最新の内視鏡AIを導入しております。大腸がんの早期発見・早期治療をサポートすることが可能です。

② 内視鏡専門医による大腸カメラ検査

内視鏡検査当院の大腸カメラ検査は全て、内視鏡専門医が行っています。数多くの内視鏡検査・治療・手術経験を重ねてきた高度なスキルを生かせる最新機器を使うことで、早期発見や正確な診断につながる精緻な検査を短時間に行うことができます。検査中に発見した大腸ポリープも、詳細に観察した上でサイズや形状などに適した手法を用いて切除しています。きめ細かく配慮し、洗練された手法で検査を行っていますので、苦痛や不快感も大幅に低減できます。

③ 鎮静剤を使用した苦痛の少ない大腸カメラ検査

鎮痛剤を使った検査ウトウトと眠っているようなリラックス状態で楽に受けていただけるよう、鎮静剤を使った検査を行っています。苦痛や不快感がなく、筋肉に余計な力が入らないので短時間に安全性の高い検査が可能になります。

④ 大腸ポリープの日帰り切除手術

ポリープ大腸ポリープの日帰り切除手術大腸がんの多くは放置された大腸ポリープから時間をかけて発生すると考えられており、大腸ポリープの段階で切除してしまえば将来の大腸がん予防につながります。当院では大腸カメラ検査中に大腸ポリープが発見された場合、その場で切除する手術が可能です。ポリープの形状や大きさなどに合わせて適切な手法を用いた日帰り手術として行いますので、入院や別日のスケジュールを改めて組む必要はなく、下剤の服用といった事前準備も1日で終わらせることができます。

⑤ 検査後、寝たままリカバリールームに移動

リカバリー検査後、寝たままリカバリールームに移動検査で鎮静剤を使った場合、検査後しばらくはリカバリールームでお休みいただいております。当院では、検査後に寝たままの状態でリカバリールームまでお運びしますのでしっかりお休みいただけます。

⑥ 胃と大腸の同日検査が可能

当院では、胃カメラ検査と大腸カメラ検査の両方を1日で受けられるようにしています。事前の食事制限も1回で済み、お忙しい方でも検査スケジュールを組みやすくなっています。同日検査が可能かどうかは、医師が判断いたしますので、ご希望の方はご相談ください。

⑦ 二酸化炭素送気の使用

二酸化炭素送気の使用大腸は大きく曲がっており、隅々まで観察するためには気体を送り込んでヒダやシワを伸ばす必要があります。空気を送り込む検査方法が一般的ですが、長くお腹の張りが残ってしまうため、当院では吸収の早い炭酸ガスを使用し、お腹の張りが速やかに解消するようにしています。

⑧ 日曜日の大腸カメラ検査が可能

日曜日の大腸カメラ検査が可能平日はなかなかスケジュールをつくれないという方のために、当院では日曜日の胃カメラ検査・大腸カメラ検査も行っています。胃がんや大腸がんは自覚症状のない早期発見によってほとんどは楽な治療で完治できます。お忙しい方に有効な検査ですので、健康管理にお役立てください。

大腸カメラ検査の特徴


この記事の監修者

院長 船越 真木子
院長 船越 真木子近年、胃がん・大腸がんや食道がん、咽頭がんは早期発見で治せる時代になってきました。
これまでに数々の病変を診断し、治療してきた内視鏡専門医の目とAIで早期の病変をとらえ、つらくない、新しいカタチの内視鏡検査を提案します。また、内科専門医の経験を生かし、生活習慣病の診断・治療も積極的に行います。地域を支える皆様が毎日を健やかに過ごせるよう、精一杯努めさせていただきます。
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