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今年一年を快適に過ごすための胃腸との付き合い方

皆様こんにちは、まきこ胃と大腸の消化器・内視鏡クリニック院長の船越です。

新しい一年が始まり、「今年こそは体調を崩さずに過ごしたい」「できるだけ病院にかからず、元気に一年を送りたい」と感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

そのような一年の健康を支えるうえで、とても重要な役割を担っているのが胃と腸、いわゆる消化器です。胃腸は食べ物を消化・吸収するだけでなく、免疫やホルモン、自律神経とも密接に関わっており、胃腸の不調は全身の不調として現れることも少なくありません。

 

本日のブログでは、”今年一年を快適に過ごすための胃腸との付き合い方”を、なぜ胃腸の健康が大切なのか、日常生活で意識したいポイント、そして受診の目安について解説いたします。

 

■なぜ胃腸の状態が一年の体調を大きく左右するのか?

 

①胃腸は“栄養とエネルギーの入り口”

私たちの体は、食事から摂取した栄養素をエネルギーにして動いています。

胃や腸の働きが良好であれば、必要な栄養を効率よく吸収できますが、胃腸の調子が悪いと、同じ食事を摂っていても疲れやすくなったり、体調を崩しやすくなります。食欲はあるのに元気が出ない、しっかり食べているのに体がだるいといった症状の背景には、胃腸の働きの低下が隠れていることもあります。

 

②胃腸は自律神経と深く関係している臓器

胃や腸は、自分の意思とは関係なく働く自律神経によってコントロールされています。

そのため、ストレス、睡眠不足、生活リズムの乱れが続くと、自律神経のバランスも崩れ、胃もたれ、腹痛、下痢、便秘といった症状が起こりやすくなります。特に新年は、年末年始の疲れや仕事始めの緊張などが重なり、知らないうちに胃腸に負担がかかりやすい時期でもあります。

 

③年齢とともに現れやすい胃腸の変化

年齢を重ねるにつれて、胃酸分泌量や腸の蠕動運動は徐々に低下していきます。

そのため、若い頃は問題なかった食事量や飲酒量でも、胃もたれや胸やけ、便秘といった症状が出やすくなる場合もあります。年齢のせいだから仕方ないと我慢してしまう方も多いですが、適切なケアや治療によって改善できるケースも少なくありません。

 

■新年に増えやすい胃腸トラブルとその対策

 

新年は生活環境や食生活が大きく変化しやすく、胃腸の不調が起こりやすい時期でもあります。

年末年始の暴飲暴食や不規則な食事時間、外食やアルコールの増加は、胃酸の分泌過多や消化機能の低下を招き、胃もたれや胸やけ、腹部膨満感の原因となります。

また、長期休暇明けのストレスや緊張は自律神経の乱れにつながり、下痢や便秘、腹痛といった症状を引き起こすこともあります。これらの胃腸トラブルを防ぐためには、食事量を急に戻さず徐々に整えること、刺激物や脂っこい食事を控えること、規則正しい生活リズムを意識するようにしましょう。軽い不調の段階で体を休め、無理をしないことが、新年を快適に過ごすために重要となります。

 

■症状がなくても受けたい消化器チェック

 

胃や大腸の病気は、初期の段階では自覚症状がほとんどないことも多く、気づかないうちに進行してしまう場合があります。特に胃がんや大腸がん、大腸ポリープなどは、症状が出た時には治療に時間がかかる場合もあるため、早期発見が非常に重要となります。

新年は健康意識が高まりやすいタイミングだからこそ、「症状がないから大丈夫」ではなく、「今は元気だからこそ確認する」という考え方も大切となります。過去に内視鏡検査を受けたことがない方、数年以上検査を受けていない方、ご家族に消化器疾患のある方は、ぜひ一度内視鏡検査をご検討ください。

 

■今年一年を快適にするための胃腸ケア

 

  1. 胃腸に負担をかけない食べ方を意識する

胃腸を守るうえで大切なのは、「何を食べるか」だけでなく「どのように食べるか」です。

一度に大量に食べる、早食いをする、夜遅くに食事をする、といった習慣は胃腸に大きな負担をかけてしまいます。そのため、腹八分目を意識し、よく噛んで食べることで、胃や腸への負担を軽減するようにしましょう。

 

  1. 水分をこまめに摂取する

水分不足は、便秘だけでなく、胃もたれや食欲低下の原因となります。

そのため、喉が渇いたと感じる前に、こまめに水分を摂ることを意識しましょう。特に朝起きてすぐの一杯の水や白湯は、腸の動きを刺激し、自然な排便リズムを整えるために重要となります。コップ一杯の水から心がけてみましょう。

 

  1. 腸内環境を整える食生活を行う

腸内には数多くの腸内細菌が存在し、腸内環境の良し悪しが便通や体調に大きく影響します。

野菜、海藻、きのこ、果物などの食物繊維をバランスよく摂取することが腸内環境を整えるために必要と言われています。また、ヨーグルト、納豆、味噌などの発酵食品を日常的に取り入れることも腸内環境を整えやすくすることが知られています。

 

  1. 適度な運動が腸を元気にする

運動不足は腸の動きを鈍らせ、便秘の原因となります。激しい運動である必要はなく、ウォーキングやストレッチなど、無理のない運動を継続することが重要です。身体を動かすことは、ストレスの軽減や睡眠の質の向上にもつながりますので、適度な運動にて胃腸を整えていきましょう。

 

  1. 睡眠と休息を軽視しない

睡眠不足は自律神経の乱れを招き、胃腸の不調を引き起こします。就寝時間と起床時間をできるだけ一定にし、十分な睡眠を確保することが、胃腸を守ることにつながります。忙しいからと睡眠と休息を軽視すると、結果的に体を悪くしてしまう恐れがありますので注意が必要です。

 

■胃腸の不調は「体からのサイン」

 

次のような症状が続く場合には、単なる生活習慣の問題ではなく、消化器疾患が隠れている可能性もあります。

 

・胃痛や腹痛が長く続く

・便秘と下痢を繰り返す

・血便、黒色便がみられる

・原因不明の体重減少や倦怠感がある

 

これらの症状がある場合には自己判断で放置することなく、早めに消化器内科を受診するようにしましょ。

 

■当院の内視鏡検査の特徴

 

つらくない胃カメラ•大腸カメラ検査を、みんなが気軽に受けられる社会へ

 

◎生活習慣病から消化器疾患まで幅広く対応

◎地域に根付いた胃腸のかかりつけ医

◎複数名医師体制による安心の診断

◎女性医師による苦痛の少ない内視鏡検査

◎消化器内視鏡専門医による苦痛の少ない検査

◎眠ったまま出来る無痛胃カメラ・大腸カメラ検査

◎土曜・日曜の内視鏡検査

◎ハイエンドの検査機器完備

 

■まとめ

 

新しい一年を健康に過ごすためには、胃や腸といった消化器の状態を整えることがとても重要となります。胃腸は栄養の吸収だけでなく、自律神経や免疫とも深く関わっており、その不調は疲れやすさや体調不良として全身に影響します。

特に年末年始の生活リズムの乱れや加齢による変化は、胃もたれや便秘などの原因になりやすいため注意が必要です。また日常生活では、よく噛んで食べること、水分をこまめに摂ること、食物繊維や発酵食品を取り入れること、適度な運動と十分な睡眠を心がけることが胃腸を守るポイントとなります。

一方で、腹痛や胃痛が続く、便通異常を繰り返す、血便や体重減少がみられる場合は、病気のサインである可能性もあります。気になる症状がある際には無理をせず、早めに消化器内科へご相談ください。

 

〒601-1431  京都市伏見区石田大受町32-2 

まきこ胃と大腸の消化器・内視鏡クリニック

胃や腸に関するご相談

 

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