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胃カメラ内視鏡検査に掛かる費用

こんにちは、まきこクリニック院長の船越真木子です。
昨日ははじめてのゴルフレッスンでした。ほんとにボールに当たらなくて(笑)

医学もゴルフも真面目にがんばりたいと思います。

さて本日のコラムでは、これから胃カメラ検査を受けられる方のために

「胃カメラ検査に掛かる費用」について、詳しくお伝えをさせて頂きます。



保険診療とは

保険診療とは、医療費における一部を国が負担してくれる制度です。

診療に掛かった費用の7~9割が国の負担となり、自身は1~3割の負担で済みます。

診療内容すべてに診療報酬という定められた点数が規定されており、日本全国、どのクリニックで診療を受けたとしても、同じ内容であれば同じ金額となります。



胃カメラ検査の点数について

胃カメラ検査の診療報酬点数は1,140点です。保険点数は1点10円換算となるため、金額自体は11,400円となり、3割負担の場合には3,420円のお支払いになります。



診察料等の諸費用について

胃カメラ検査を実施する際には、検査費用だけでなく、以下の費用が追加としてかかる場合があります。

・初診料、再診料
初めてその医療機関を利用する場合、初診料(288点)が発生します。二度目以降は再診料(73点)が必要となります。
また、一度利用したことがある医療機関においても、新しく別の症状で医院を受診したり、同じ症状であっても患者さんの自己都合で1ヵ月以上治療が中断された場合には、再度初診料が必要となるためご注意ください。

・採血検査
胃カメラ検査を行う際には、必要に応じて、お身体の状態チェックのための採血検査を必要とする場合があります。

・胃カメラ薬剤
胃カメラ検査の際には、検査を正確に行うための消泡剤(泡を消すための薬剤)を検査前に飲んでいただきます。

この薬剤は検査の精度に大きく関わるため、とても重要なおくすりとなります。

・鎮静剤
鎮静剤を使用することにより、ほぼ眠った状態で楽に検査を受けることができます。

使用する薬剤によって費用は異なりますが、保険診療だと数百円程度の負担となります。

・病理組織(顕微鏡)検査
胃カメラ検査の結果、医師が詳細の検査を行う必要があると判断した場合に、『生検』といって、組織の一部を2mmほど採取します。採取した組織は検査機関で処理を行い、病理専門医が顕微鏡で診断を行います。
胃炎の活動性を判断したり、腫瘍の良悪性を判断したりすることができます。


一般的には、上記が胃カメラ検査を実施した日に発生する費用であり、全てをまとめると、おおよそ下記の表の金額になります。







まとめ

本コラムでは、「胃カメラ検査に掛かる費用」について、詳細をお伝えさせていただきました。
保険診療においてはどの医療機関で検査を受けても費用は同じですが、値段が変わらないなら良質な内視鏡検査を受けたいですよね。当院では、消化器診療・内視鏡検査に特化したクリニックとして、良質な胃カメラ検査を提供できるよう様々な工夫を行っています。


『眠ったまま、楽に終わる、ストレスのないカメラ』

 
内視鏡検査を受けることを検討されている方は、ぜひご相談下さいね!

『当院の胃カメラ検査の詳細はこちら』
https://www.makikoclinic.com/gastroscope/

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